ねおでっど日記

間違いなくたぶん、個人の主観です

Club Music

【名盤】Trance史に燦然と輝くAbove & Beyondの傑作「Tri-State」を聴け!

Above & Beyond「Tri-State」★★★★★ Tranceクリエイター3人組、Above & Beyondのデビュー作にして最高傑作です。 例えばTranceを全く知らない方に対して、僕が必ずお勧めする作品の1つでもあります。 ユーフォリックな世界観をベースに、コンセプチュアルな内…

【2017年版】ゲームにインスパイアされて作ったDJ MIX一覧(2017年7月現在)

昔からゲームが好きで、こちらでもレビューやプレイ日記をたまに書いてます。 DJ MIXの方も毎年10~20本ぐらいは制作していますが、特に今年はゲームに照準を当てておりまして、そこから着想を得たインスパイアMIXを公開しています。 要するにイメージMIXみ…

【音楽評論】「Deep HouseのTiestoが最高」という仮説を唱えてみる

V.A.「AFTR:HRS Mixed by Tiesto」★★★★☆ 突然ですが、TiestoがDeep House系のレーベルを立ち上げたのを覚えていますか? ちょうど昨年の春頃になりますが、AFTR:HRSというサブレーベルを発足させてます。 Tiestoと言えば、昔のファンならTrance系、今のファ…

【提言】DEEP TRANCEが好きな人を増やしたい

DEEP TRANCEとは ちょっと前から、DEEP TRANCEというジャンルを提唱しています。 サウンド的にはPROGRESSIVE HOUESだったり、TECHNOだったりするわけですが、このDEEP TRANCEの意味を辞書で引くと「深い昏睡状態」ということになります。 もちろん、昏睡させ…

【備忘録】上手なTrance系DJ Mixを作る方法

僕がTrance系のDJ Mixを作る時は以下の5つを意識します。 相性の良い曲同士をまとめること アウトロは次曲のイントロという意識を持つこと 不協和音をなるべく出さないこと 情景を心に描きつつ起承転結を構築すること 疾走感を常に考えて臨機応変にMixするこ…

【音楽評論】nanobiiっていうハピコア職人のこと

nanobii「Chipland」★★★★★ 音楽に関して、スウェーデンという国はイノベーションが得意です。 例えばNWOBHMやLAメタルなバンドサウンドを忠実に再現するアーティストなどが後を絶たないことからも分かると思います。 そこには古き良きものを見事に現代風に蘇…

ポストEDMとしてのYoe Mase

Yoe Mase「Life in Boxes」★★★★☆ エモーショナル&ユーフォリックをテーマに、ポストEDM路線をひた走る新進気鋭の若手アーティスト、Yoe Mase。 満を持して、彼のデビューアルバム「Life in Boxes」が発表されたので紹介しておきたい。 EDMというと派手で騒…

NeO的Club系Tune of the Year 2016

Progressive Trance:A Force Called Gravity (Original Mix) / Gai Barone [PT] Gai Barone - A Force Called Gravity (Original Mix) [HD] Euphoric Trance:Resurrection (Original Mix) / Andy Moor Andy Moor - Resurrection Uplifting Trance:Sky Bre…

CTS、待望のニューアルバム「WAVINESS」最速レビュー

CTS「WAVINESS」★★★★★ 謎の覆面3人組、CTSがメジャー移籍後、ついにオリジナルフルアルバムを発表。 結論から申し上げて、本作「WAVINESS」はJ-POP史に残る傑作となる。 まずはこのことを念頭に入れながら、1曲ずつ感想を残しておきたい。 01. WAVINESS 映画…

Gareth Emeryはいいぞ!

Gareth Emery 「100 Reasons To Live」★★★★★ UK出身のTrance系DJ/Producer、Gareth Thomas Rhys Emery。 これまでに「Exposure」や「Metropolis」など、数々の名曲を産み落としてきた中堅ベテラン勢に属する35歳のイケメンである。 そんな彼が4/1に発表した…

アップリフティングトランスとは

"TOKYO UPLIFTING" NEODEAD Test Drive Mix vol.1 by Neodead Music on Mixcloud Uplifting Tranceとは、Trance Musicの中心に位置するサブジャンルの1つ。 特にメロディアスな展開と高速なテンポが特徴的な、フロア仕様のサウンドである。 古くはSystem Fや…

NeO的Tune of the Year 2015

5位:Bobina - Flying Kitten (Original Mix) 4位:Plasmotek - Hypnotoad (Plasmotek Remix) 3位:Sied Van Riel, Giuseppe Ottaviani - GoRiel (JOC Deconstruction) 2位:Ferry Tayle feat. Driftmoon - Geometrix (Tempo Giusto Remix) 1位:Dimension -…

Mad Maxx + Space Tribe = Mad Tribe

Mad Tribe「Spaced Out」★★★★☆ Psychedelic Tranceシーンを語る上で避けては通れないアーティスト、Olli WisdomことSpace Tribe。 これまでに10枚以上のアルバムをリリースしており、今なお第一線で活躍するベテラン選手の1人だ。 方や、Max PetersonことMad…

BT、アーティスト人生の集大成

BT「Electronic Opus」★★★★★ 近代のエレクトロニックミュージック史において、必ずや名前の挙がるアーティストの1人、BTことBrian Wayne Transeau。 もはや説明不要だと思うが、その多彩な音楽性故に、Electronic Dance Musicの発展にも多大な貢献を果たして…

戻ってきたCinnamon Chasers

Cinnamon Chasers「Great Escape」★★★★★ アトモスフィアでメロディアスなシンセウェイブサウンドが大好きな皆様へ。 今年、Cinnamon Chasersがようやく本流に戻ってきた。 今宵はお祝いだ。 この店で一番高い酒を持って来てくれ。 そんな気分にさせてくれる…

Nigel Goodの新譜が素晴らしい件

Nigel Good「Space Cadet」★★★★★ カナダ出身のElectronic Music Producer、Nigel GoodがMonstercatより新作を発表。 果たしてその中身は、前作「Nothing Out Here」におけるProgressive House路線を踏襲しながら、リズムセクションやアレンジメントにおいて…

LTNのデビューアルバムを斬る

LTN「People I'll Never Forget」★★★☆☆ インドネシアはジャカルタ出身のProgressive Tranceプロデューサー、LTN(Louis Tanuatmadja)が満を持して1stアルバムを発表。 「People I'll Never Forget」と名付けられた全20曲入りのアルバムだ。 日本、いや世界…

DJが教えるダンスミュージックの聴き方

そもそもダンスミュージックとは、その名の通り、踊ることを前提に作られた音楽である。 近年話題のEDMも、ElectronicなDance Musicという意味であり、元々は広義に使われていた言葉であったことは今ここで述べるまでもない。 それはさておき、このダンスミ…

EDM化するChicane

Chicane「The Sum of Its Parts」★★★☆☆ Chicaneにとっては6作目(幻の「Easy to Assemble」を含めると7作目)となるオリジナルアルバム。 前作「Thousand Mile Stare」では昨今のEDM系楽曲を強く意識した側面も見受けられたが、本作でもその路線に変更はなく…

中田ヤスタカ流、EDMの作法

CAPSULE「WAVE RUNNER」★★★★★ CAPSULEの新作 CAPSULEがついにやってくれた。 この日が来るのをずっと心待ちにしていた私は、嬉しさのあまり、思わずハンズアップ状態からのBOOYAH!である。 それぐらいこのアルバムは素晴らしい。拍手喝采ものだ。 CAPSULE名…

NeO的Tune of the Year 2014

昨年に引き続き、今年気に入った10曲をまとめてみた。 (参考:NeO的Tune of the Year 2013) 前回同様、あくまでもDJ用途、つまりClub Music系に限定させてもらった。 それでは早速10位からご覧頂こう。 10位:Perfect Dive (Original Mix) / Morten 2014年…

Petar Dundov式テクノ術を学ぶ

Petar Dundov「Ideas From The Pond」★★★★☆ Petar Dundov「Sailing Off The Grid」★★★★☆ ノスタルジック・フューチャー すでに20年以上のキャリアを持つPetar Dundov(ピーター・ダンダヴ)。 独自のTechno解釈論とも言うべき、色彩豊かな楽曲が彼の持ち味だ…

イマドキのコンピレーション・ライフ

V.A.「Urban Night Lounge -Luxury Driving-」by The Illuminati ★★★★☆ PodcastはCDに勝てない 単刀直入に言うと、コンピレーションアルバムの出来はそのレーベルの企画力に左右されると言っても過言ではない。 特に音楽CDの不況が叫ばれる昨今、目に見えて…

EDMを誉めるなら夕暮れを待て

昔からロックでもパンクでもなくEDMだよ。RT @ayutaka315: @fromsekaowa セカオワは何バンドなんですか?ロック?パンク?新しいジャンルですか?— Fukase(SEKAINOOWARI) (@fromsekaowa) April 13, 2014 はじめに 先日、SEKAI NO OWARIの深瀬氏が上記のよう…

ルーマニアのLaurentiu Dutaについて

Laurentiu Duta「Raza Mea De Soare」★★★★☆ 魅惑の泣きメロ共和国 欧州の中でも特に哀愁系Dance Popを得意とする国、ルーマニア。 最近ではAlexandra StanやInnaといったディーバ勢が世界的にも成功を収めるなど、その注目度は日増しに高くなっている。しか…

さあ、リトアニアでSELに目覚めよう

SEL「Užmerkiu akis」★★★★☆ 甘くて美味しいリトアニアンポップス 母国リトアニアでは絶大な人気を誇るらしい、SELが先月に新曲を発表していた模様。 奇妙なメイクをした美的センスはこの際置いておくとして、曲の中身それ自体はなかなか素晴らしい。 往年のD…

NeO的Tune of the Year 2013

Tune of the Year 2013 « A State of TranceArminが主宰するA State of Tranceにて、Tune of the Yearの投票が始まった。 その名の通り、今年リリースされた音源の中で最も人気のあった曲を選ぶというもの。 とはいえ世間的には年末の雰囲気はなく、暦も11月…

愛しさと切なさと心強さと、CTS

CTS「Yume Be The Light」 ★★★★★ J-Popの救世主として ちょうど半年前に「和製EDMの夜明けを感じる1枚」としてこちらでも紹介したCTSの新作が届いた。 とはいえ、フルアルバムではなく、あくまでもEPとしての単発的なリリースであるのだが、随所に細かいクオ…

Eric Saadeが教える本当に気持ちのいいSwedish Pop

Eric Saade「Masquerade」★★★★★ 若きポップの天才 これまで、事あるごとにSwedish Popの重要性を説いてきたつもりだが、そろそろ実例も紹介していく時期だろう。 今夜は最新作のリリースを目前に控えたEric Saadeの1stデビューアルバム(2010年発表)にスポ…

太陽の帝国はもっと評価されるべき

Empire of the Sun「Ice on the Dune」★★★★☆ 帝国の逆襲 西暦1632年、ガリレオが地動説を唱える。 西暦1910年、アインシュタインによる相対性理論の完成。 西暦1961年、人類史上初の有人宇宙飛行。 西暦1981年、スペースシャトル就航。 西暦1995年、国際宇宙…

Capital Cities、それは限りなく透明に近いレトロモダン

Capital Cities「In A Tidal Wave Of Mystery」★★★★☆ Nu Discoの大型新人 21世紀はノスタルジックの時代ではないだろうか。 特に音楽に関してはどのジャンルにおいても懐古感や郷愁感が1つのキーワードになっているように思う。 RockやHeavy Metalの世界では…

EDMが日本で流行らない3つの理由

1. 派手すぎる まずは上の動画をご覧頂きたい。 カナダ出身のAutoerotiqueによる新曲「Asphyxiation」のPVである。 曲調からも分かるように、最新のEDM系楽曲ということで異論はないが、冒頭から迸る清々しいほどのエロさはこのジャンル特有のものだ。 およ…