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【映画】労災事故に警鐘を鳴らす「ファイナル・デッドブリッジ」【ネタバレ感想】

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「ファイナル・デッドブリッジ」(2011年)★★★☆☆

原題は「Final Destination 5」ということで、ファンにはお馴染みの展開です。

3DCGの出来は安っぽいし、全体的に低予算な雰囲気に包まれていますが、コンセプトの勝利というか、やっぱり面白いんですねこれが。

 

死のピタゴラスイッチとも呼ばれる本作のシステムは、すでに初代で完成されておりましたが、本作では新設定とも言うべき「誰かを殺せば死ななくて済む」という、随分と身勝手な理屈がまかり通る世界になっています。

とはいえ、これでドタバタ感が増して面白くなったのは事実ですし、オチもちゃんと考えられてて良かったです。

 

そういえば、このシリーズで何作かメガホンを取ったデヴィッド・R・エリス監督って、亡くなってからもう5年も経つんですね。

僕は監督の「セルラー」というサスペンス映画が大好きだったので、本当に惜しい人を亡くしたと今でも思っています。

「24」とか好きだった人で、もし未見の方はぜひとも観賞をオススメします。

(音楽も最高です)

セルラー(字幕版)

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あと、この監督は「スネーク・フライト」も有名ですよね。

飛行機に大量の毒蛇が発生するっていうトンデモ・パニック映画。

サミュエル・L・ジャクソン好きはもちろん、TVの洋画劇場が好きだった人にこそ観て欲しい作品ですね。

スネーク・フライト [DVD]

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さて、今回の「ファイナル・デッドブリッジ」に関してはスティーヴン・クォーレというまだまだ無名の監督によるものですが、製作にはエリック・ハイセラーという才能ある方がクレジットされていますので、駄作という評価は免れたように思います。

また、ヒロインにはエマ・ベル。

以前「フローズン」という雪山ホラー映画に出てた女優さんです。

この映画も面白かった記憶ありますね。

前述したように作品のコンセプトはシリーズとして引き継がれていますが、シナリオの中身は「ラ・ラ・ランド」を彷彿とさせる部分もあり、こうした「夢を取るか、愛を取るか」っていうテーマは恐らくアメリカ人の好きな部分なんだろうなあと思います。

あまり深く考えると、果たして成功とは一体何なのかという禅問答のようになってしまいますので、ここではスルーしたいと思います。

ラ・ラ・ランド(吹替版)
 
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それでもやっぱり、見どころは「死に様」なんですよね。

死神の力なのか、それとも運命の悪戯なのか、テンポよく事故に巻き込まれていく流れは緊張感もあります。

個人的には労災事故防止の観点から、事業主の皆様には気を引き締めてご覧頂ければと思います。

ちょっとしたミスや気の緩みで労災事故は起きますからね。

従って、次回作の「事故死」の演出にも期待したいと思います。

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