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【映画】社会派スリラーとして間違いなく面白い「ゲット・アウト」【ネタバレ感想】

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「ゲット・アウト」(2017年)★★★★★

結論から言うと、「にんげんがいちばんこわい」系スリラー。

僕が昔っから大好きなやつ。

古くは「ミザリー」ですよね。

(近年では「ミスト」とか?)

本作のような、密室劇に近い空間での心理戦って本当に面白いですね。

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途中、まだ真相が明かされない場面で、ヒロインは実父のことを「精神外科医」と告げる台詞があるんですけど、そこで疑問を持たない主人公には少しだけイラっとしました。

現代で「精神外科医」というパワーワードが出てきたら、そりゃもう二度見どころでは済まない事態です。

ただ、そのパワーワードによって全体像が掴めるきっかけにもなりましたし、程よい謎解き感が終盤のカタルシスを盛り上げてくれました。

スリラー系映画においては、終盤での伏線回収ってのは最も大事な部分ですから、鑑賞後にある程度スッキリ出来たのは本当に良かったです。

ただ、欲を言えば、後を引く怖さというか、続編を匂わせるような終わり方でも良かったような。。。

何だか、強引に後味を良くしたような印象が否めません。

この映画自体、外観は「田舎に行ったら殺された系」に属するホラーとも言えますからね。

 

と思ったら、エンディングは差し替えられているみたいです。

以下のブログに詳しい記述がありましたので、リンクを貼っておきますね。

それでも、、、序盤から不穏な演出の類いが本当に良かったですよ。

特に写真家である主人公の作品も1つ1つに意味が込められている感じでしたし、冒頭で事故死する鹿も暗喩の1つですよね。

それからミルクとフレークを絶対に混ぜて食べないヒロインの姿とか、やたら全てのシーンに意味や風刺を持たせてるのが本作のエグいところです。

 

恐らく誰もが、鑑賞後に1つ1つのメタファーを解決したくなる映画=面白いってことになるのではないかと思います。

従いまして、本作は人種差別スリラーの傑作ということで異論ありません。

(ネタバレ感想と言いつつ、ネタバレは控えましたので未見の方はぜひ。)

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