血まみれ男爵の家族の捜索は一旦停止、サブクエストを消化する日々である。
このゲーム、移動は徒歩か馬がメインだが、登山を趣味とする私にとって自然の荒野を彷徨うのは決して嫌いじゃない。
風鳴りや木々の軋む音、そして遠吠えする狼の声など、環境ノイズも素晴らしい。
BGMとしてクラシック調の音楽がずっと流れているのだが、こちらの気が散るほどのものではなく、終始安心してリラックス出来てしまう。
この甘美な孤独感は「Fallout 3」や「スカイリム」と同列にあり、いわばオフラインRPG特有の居心地の良さに直結する部分でもある。
巷ではオンラインゲームが主流になりつつある現在、他人に気を遣わなくて済む本作のようなオフラインの世界も同様に必要だろう。
そう考えると、ドラクエもやっぱりオフラインが正解なのである。
そしてどんなに広大なマップであっても、やはり人力による移動が好ましい。
もちろん「FUEL」のようなゲームでは機械(車やバイク)に頼らざるを得ないが。
さて、今さらの説明になってしまうが、ゲラルト刑事はウィッチャーとして特殊な能力を持っており、この画面のように一般人には見えない足跡も全部まるっとお見通しだ!となる。
具体的にはL2トリガーを引いてる間は視野が肩越しのTPS的な視点となり、赤くハイライト表示された部分について捜査を進めることになる。
これはメイン、サブに限らず、ほとんどのクエストで多用することになるのでTPSに酔いやすい人は若干の注意が必要かもしれない。
ただ、1度赤く表示された部分はL2から指を離した後でも数秒間は残像が残るので、TPSが苦手な人はこの癖を上手く利用するといいだろう。
ところで、本作にはグウェントというカードゲームがミニゲームとして備わっている。
素直にポーカーやブラックジャックだったなら取っ付きやすさもあっただろうが、そこは数々の賞を受賞するウィッチャー。
カードゲームにも唯一無二な工夫を凝らしている。
これが対戦中の画面である。
上半分が相手のゾーン、下半分がこちらの操作領域である。
単刀直入に言えば、手持ちのカードを出し合い、その合計値の高い方が勝利というシンプルなもの。
(上の画面だと19対19で引き分けの状況にある)
シンプルではあるが、慣れるまでは少し時間がかかると思う。
私も最初は意味がよく分からず、学習するのが面倒なのでフレンドにシェアプレイで説明を求めたほどだ。
(いつの時代も持つべきものはフレンドである)
加えてCPUが思いのほか強く、理不尽な負け方を連発中でもある。
これは手持ちのカードに良い駒が揃っていないのが原因だが、本作ではこのカード自体が売買対象となっており、ただでさえ金欠状態なのにこれでは泣きっ面に蜂状態。
まだ10戦ほどしかやっていないが、私の戦績は非常に悪い。
下記の記事などネットの攻略情報を読みつつ、コツを掴むまではあきらめないようにしたいところ。
ということで、そろそろメインクエストも進めていきたいので「森の貴婦人たち」を開始する予定。
以前にキーラから情報を得た、妖婆と呼ばれる3人の魔女とのクエストだ。
一方、血まみれ男爵の方はまだ途中だが、同時進行でも問題はないはず。
後日また経過を報告したい。
つづく。