DWNTWN「Racing Time」★★★★★
数年前から応援していたLAのインディーロックバンド、DWNTWNがついにデビューアルバムを発表!
Amazonでは未だに誰も評価していませんが、ここはもう僕が応援するしかないという気持ちで記事にしたいと思います。
とりあえず、どんなバンドかっていうのは過去の記事をご覧ください。
前作となる「Dwntwn-EP」から3年、デビューアルバム「Racing Time」は今年の7/21にJullian Recordsからリリースされました。
まずは先行PVとして発表された楽曲をご賞味ください。
はい、即買いですね!
本作でもオープニングを飾る1曲となっております。
粒立ち感のあるアナログなバンドサウンドを前面に押し出しながら、疾走感迸るキュートなギターポップに仕上がっているのがお分かりかと思います。
アルバムでは続く2曲目の「Love Someone」で恐らくリスナー全員が完全にノックアウトされちゃうと思われますが、この辺は各自チェックをお願いいたします。
全体的にはカントリーミュージックのような、ある意味で牧歌的な雰囲気さえ漂わせる本作ですが、それも全てVocalのJamie Leffler嬢の歌唱力の高さ故。
名曲「Til Tomorrow」の頃からさらに上手くなった印象です。
このようなインディーズ系、要するにニューウェイブ的な側面を持つバンドの場合、歌唱力に不安があった方が逆に好印象だったりするものですが、DWNTWNの場合、その辺に全く嫌味がないんですね。
例えばOf Monsters And Menとか、The 1975みたいな、どこかベテランの風格漂う新人バンドが出てきたぞ、といった趣き。
デビューアルバムにして、本作の完成度は非常に高いです。
全10曲、40分にも満たないデビューアルバムですが、3年待った甲斐がありました。
ありがとう、DWNTWN!