5月1日、本日が令和元年の始まり。
(天皇皇后両陛下におかれましては、謹んで心からお慶び申し上げます。)
元号制は日本独特の文化・風習なんだけど、こうして時代の変化を肌で感じることが出来るメリットは、とても大きいと思う。
例えば僕の好きな音楽や映画は「ノスタルジック・フューチャー」に近いものがある。
懐古的な文脈にモダンな風が吹き込まれた作品というのは、本当に独特な質感で、果たして僕はよく心を奪われてしまう。
これはつまり「芸術は全て模倣から始まる」という暗黙の定理を裏付けることでもあるんだけど、そうして時代というものが積み重ねられて、ブラッシュアップしていくんだろうなと思う。
昨日までは、平成。
今日からは、令和。
特に僕らの生活に変化があるわけではない。
でも、昨日とは何かが少し、違う気がする。
それだけでも、十分、価値があると思う。
さて、令和が良い時代になることを願って「虚空にあまねく存在する」大日如来の摩崖仏を今回の写真に選んでみた。
また、当ブログも写真1枚で構成するのではなく、今後は数枚を組写真的に掲載し、そこに文章と音楽を添えていこうと思う。
ほんの少しだけ、リニューアル。
令和の時代も、どうぞよろしく。
撮影地:臼杵石仏(大分県)