2019年もあっという間に過ぎてしまった。
年末にふさわしく、1年を写真で振り返ってみたい。
そもそも、記録を残して記憶に残すのが日記の役目と僕は思っている。
それがブログであっても、日記帳であっても、特に変わりはない。
後から読み返すと自身の稚拙な文章に気恥しくなるけれど、それはそれで成長の裏返しではないかと思ったりする。
こうしたブログに限らず、音楽でも、映画でも、小説でも、世に出した瞬間が完成形とするならば、製作した本人は果たしてそれで満足しているのだろうか。
後になってから、あのメロディはこうすべきだったとか、あのシーンはこう撮るべきだったとか、もっとこう書けば良かったとか、もはや後悔にも近い感情が湧いてしまうことは想像に難くない。
要するに、世の中に発表されるものは全て、その瞬間を封じ込めた刹那の芸術であるということ。
例えば写真も瞬間を切り取っているし、音楽の生演奏もその瞬間でしか味わえない。
さらに言えば、時間そのものが連続した「瞬間の集合体」と言えるのではないだろうか。
そして人は、加齢とともに各々の瞬間をついつい見逃してしまいがちだ。
好奇心や驚きに満ちた子供の頃と、大人になってからの時間の進み方が違うのは、恐らくその辺にも原因があるような気がする。
今更あえて言うまでもなく、僕のテーマは瞬間に価値を見出すこと。
花を見て綺麗だなと思う瞬間、食事を食べて美味しいと思う瞬間。
それらを写真や音楽や文章に投影して、表現力を磨いていく。
ということで、各月ごとに印象に残った写真を並べてみる。
写真の腕も加齢とともに成長出来れば嬉しいけど、そんな簡単な話じゃない。
でも、好きだから、続けられる。
好きは、いつでも最強なのだ。
さて、今年もお世話になりました。
いつも当ブログを閲覧して頂いている方には、この場を借りて御礼申し上げます。
それでは、どうぞ良いお年を。
JANUARY
FEBRAUARY
MARCH
APRIL
MAY
JUNE
JULY
AUGUST
SEPTEMBER
OCTOBER
NOVEMBER