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【Hard Rock】1980年代の産業ロックを現代に伝える歌姫、Chez Kaneが衝撃のデビュー!【AOR】

Chez Kane

Chez Kane「Chez Kane」★★★★★

 

Toto、Journey、Boston、Foreigner、Survivor、、、1980年代にMTVとともに一世を風靡したのが、キャッチーでメロウなハードロックサウンドです。

当時の日本では産業ロックと揶揄されていたこともあり、特にHR/HMファンからは専ら反応が芳しくなかったサウンドでもありますが、その血脈は決して途絶えることはなく、21世紀以降も良質なバンドの登場が相次いでいます。

 

2007年にデビューアルバムを発表したCrazy Lixxもそうしたバンドの1つで、ポイントはスウェーデン出身というところ。

スウェーデンやフィンランドといった北欧出身のバンド達って、本当に演奏が上手いし、何よりも楽曲の質感が高くてびっくりしちゃいます。

 

 

 

 

参考として、上記の北欧バンド群(Crazy Lixx、Reckless Love、Wig Wam)のMVを貼り付けてみましてが、いかがでしょうか。

カルチャー的にはLAメタル(=ヘアメタル)にも近い世界観であることが、よく分かると思います。

 

そしてこのCrazy Lixxのフロントマンを務めるDanny Rexonが、全面プロデュースする形で登場させたのが、今宵紹介する歌姫、Chez Kaneであります。

まずはPVからご覧頂きましょうか。

 

 

 

はい、優勝です。

例えば、、、往年のBon Joviのようなスタジアム系ロックが好きだった方には、直球ど真ん中のストライクで間違いないでしょう。

肝心の歌唱力についても文句なしかと思います。

 

 

アルバムの構成も良く、後半になってもコーラスアレンジが素晴らしいです。

特に「Get It On」や「Die in the Name of Love」などは僕もヘビロテしていますが、全曲シングルカットになりそうな勢いです。

音楽的には当時のUS系産業ロックを参照しているんですけど、どこか北欧由来の繊細さも感じさせますよね。

 

従って、骨太なR&Rというよりは、メロハーに近い世界観かもしれません。

そうした線の細さが気になる方にとっては、総じて物足りなさもあるでしょう。

しかしながら、デビューアルバムでこのクオリティですから、そこは彼女の魅力に免じて、シンプルに本作の世界観を味わって頂けたらと思います。

シンセウェイブが好きな人にも、ぜひ。

 

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Chez Kane

Chez Kane

  • アーティスト:Kane, Chez
  • 発売日: 2021/03/12
  • メディア: CD
 

 

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